千葉ブロガーとして県内で夕焼けを撮影しようと探したら、千葉県沿岸部で見ることができることを知りました。今回、千葉県の浦安市内で3ヶ所(舞浜大橋・舞浜海岸遊歩道・浦安市斎場)撮影スポットがあるのを知り、その中でも人気スポットの舞浜海岸遊歩道に出向いて撮影しました。素敵なロケーションでの撮影だったので、簡単にご紹介したいと思います。



▼舞浜海岸遊歩道

東京ディズニーシーの裏側(アメリカンウォーターフロント(S.S.コロンビア)とポートディスカバリー(ニモ&フレンズ・シーライダー)との間)にある舞浜海岸遊歩道は、旧江戸川の河口に面しています。







公共交通機関を利用するとなると、ディズニーリゾートラインの駅でベイサイド・ステーション駅が最寄駅になります。





近場の風景は、葛西臨海公園・東京ゲートブリッジ・豊洲・お台場・東京スカイツリー・東京タワー・羽田空港・川崎といった夜景スポットとしても名高い名スポットだらけです。



▼ダイヤモンド富士とは?

一般的には富士山の山頂部と太陽が重なって生じる光学現象。皆既日食のダイヤモンドリングになぞらえて、太陽がダイヤモンドのように輝いて見える為、このように呼ばれています☆



▼浦安から撮るダイヤモンド富士は?

夕焼け時、ダイヤモンド富士を撮ろうとすると、撮影スポット手前から、東京ゲートブリッジ・富士山・太陽と一直線に並ぶチャンスがあります。東京ゲートブリッジと富士山は逃げないのですが、太陽が富士山直上に落ちるタイミングは10月と2月だけ。



1日でもずれると太陽が富士山の上に落ちません。ただ、太陽が落ちるタイミングは把握できても肝心の天気が良くないと、富士山も現れにくいし太陽は雲隠れしてしまう為、それなりの運も必要です♪



本来であれば、舞浜海岸遊歩道に1週間程張り込んで、太陽の沈む角度・位置を研究したいところですが、 今年の10月は天候に恵まれず 今回、2018年10月22日【月】16:00から舞浜海岸遊歩道で準備して、16:30くらいから日没しかけて行くのを追いかけました。



▼持ち物

現地に着くと感じるのが風の強さ。夏は涼しいですが、秋だと寒いくらい。2月だともう完全防風防寒対策をしないと凍えてしまいそうですね。カメラの他にあるとイイのが、バッテリーの予備。



カメラ背面の液晶モニターを起動しながらシャッターチャンスを狙っていると、バッテリーの減りが激しくなります。しかも寒い季節はバッテリーの寿命は短くなりがちなので予備は必ず持って来ておくのがベターだと思います。



また手振れ対策に、三脚とカメラ用ケーブルレリーズは欲しいですね☆太陽を撮る時は明るい環境なので、あまり心配はいらないのですが、日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯であるマジックタイムまで粘って撮影しようとすると、暗い環境になりつつあるので、手ぶれ対策は前もって準備しておく必要があります。



■■■カメラの設定■■■

大きく分けると、マニュアルモードか、AV(絞り優先)モードの二択ではないでしょうか?しかしながら、ダイヤモンド富士は強烈な光を放つ太陽を追い掛ける撮影となり、肝心な時に照準が合わず、シャッターが切れないなんというハプニングに遭遇したので、個人的にはマニュアルモードで、設定は全て基準値を設けて、状況に応じて変化させて撮影して行くことをオススメしたいと思います。こればっかりは何度も撮りに行く内に身につくスキルです☆あと、なるべくRAWデータで残しておきましょう♪ただし、現像(編集)するのが面倒で、撮って出しでダイヤモンド富士をSNSへ速攻上げたい場合は、ホワイトバランス(WB)を調整しましょう☆



▼Mモード(マニュアル)

・ホワイトバランス(WB)
“晴天”もしくは“曇り”モード。赤色を足したい場合は赤よりで、マゼンダを加えるといいかも知れません。

・ISO感度
100。三脚ありきとすると、一番小さい数字が望ましいと思います。太陽は花火よりも明るいと思うので。

・シャッタースピード(SP)
1/250~1/500。撮りたい好みの明暗ってあると思うので調整してみて下さい。太陽がいよいよ沈み出し、富士山に近づいてきたらシャッタースピードを少しずつ落として下さい。

・絞り(F値)
F11。光が入り過ぎないように加減してこのF値にたどり着きました。

・マニュアルフォーカス(MF)
レンズ側のオートフォーカス(AF)から マニュアルフォーカス(MF) へ切り換えます。太陽は、光り方が増して沈んで行くので、ピントが合いにくいという現象が起きます。
マニュアルフォーカス(MF) であれば、ピント合わせに困らなさそうです。



▼AVモード(絞り優先)

・ホワイトバランス(WB)
“晴天”もしくは“曇り”モード。赤色を足したい場合はマゼンダを加えるといいかも知れません。

・ISO感度
100。手持ちだとこの三倍以上は欲しいですね。

・シャッタースピード(SP)
AUTO。ここはカメラにお任せしましょう♪

・絞り(F値)
F6.3~F11。 絞りもいろいろと試してみるといいかもしれません。
 
・露出
マイナス側にふっておくと失敗は少ないかもしれませんね。

三脚・一脚



まとめ

ダイヤモンド富士は先にも書いたとおり、タイミングや運がないと撮れません。ただ、外したとしても夕焼けのロケーションとしては最高なので、何度かトライしてみる価値はあると思います。