鰻と言えば“のだや”!上野の隣、入谷駅から徒歩3分。



入谷鬼子母神の道路挟んだ向かい側にお店はあります。



2017年11月26日の番組の再放送を見て、その日限定で特別に出しているという情報を聞きつけ、予約をしてから家内と一緒に行って来ました。



お目当ては、あるときだけの裏メニュー。のだやの匠の技の集大成が一杯の丼に結集したという“特選入谷紅白丼”です。



鰻をさばくところからスタートするので、それが来るまで、お酒をたしなみながら、のだやの鰻を使った逸品料理を味わいました。



■■■入谷鬼子母神前のだや THE BEST■■■

のだやさんは、鰻の蒲焼きだけではなく、うなぎを使った逸品料理も数多く用意しています。



なので、メインが来る前にお酒と鰻料理のマリアージュを楽しむコトができます。



今回その中で、僕がイチオシしたいメニューをご紹介したいと思います。



▼うなぎハムとクリームチーズの酒盗和え

和風サラダの上に蒸して作った特製うなぎのハムと、クリームチーズを乗せ、まぐろの酒盗とともに頂きます。少し塩分強めですが、日本酒やビールのおともに最高に合います。



カツオではなくマグロで酒盗というところが、ミソせ味わいがマイルドでクセがなく、淡白な鰻の味わいを引き立たせる役割をしています。ウナギの脂分が抜けているので、クリームチーズの濃厚さが味わいの幅を広げ奥深いです。一度食べたら病み付きになりそうな逸品です。



▼うなぎの珍味三点盛り

左から鰻の一夜干し・鰻の八幡巻き・鰻の西京漬けと、鰻の味わい方がそれぞれ違う為、味比べができます。



鰻の一夜干しはシンプルですが、鰻の奥底に眠る味わいを最大限引き出したような逸品。



旨味成分が出切っているような印象を受けました。



鰻の八幡巻きは、鰻特有の強い風味とゴボウのアクの強さをぶつけた逸品。それぞれがお互い強調したい部分を引き立たせ合っているようなメニューとなっています。



鰻の西京漬けは、鰻の味付けの広がりを開眼させてくれた第三の挑戦的な味わいでした。鰻といえば甘辛な醤油ベースのタレ・白焼きの塩味が代表的ですが、西京味噌という新たな提案を僕らに教えてくれました。鰻って味噌とも相性が良く、驚きの発見でした。



▼うざく

温かい鰻と冷たいキュウリと合わせた逸品。



鰻のホッコリとした食感と、ザクザクとした食感が後を引きます。食べる時の温度の違いも味の内ですね♪



▼焼鳥

焼鳥はタレと塩が一本ずつやって来ました。(写真はオーダーの都合上2名分)。笑っちゃうくらい美味!としか言いようのない絶品♪鰻の専門店で焼鳥って今までちょっと抵抗があったのですが、その偏見というか呪縛から解放された思いでした。



炭火で焼き上げられるのは他の焼鳥屋さんと同じかもしれませんが、のだやさんは絶妙な火加減で焼き上げるんです。焼き手の腕が超一流なんでしょうか。表面はパリッと、中はジューシーで柔らかい。一口かぶりつくと肉汁が溢れ出て来ます。



▼特選いりや



肝吸いと・・・



香の物付き♪



今回お目当てのメインの登場です!鰻はお重で頂くのも上品で好きですが、丼にするとお重にはない迫力が出ますよね。ただ四角い鰻をどうやって円形に盛り付けるかお店の方はかなりの試行錯誤をされたと思います。今回は、紅白とうたっているだけあって、2種類の鰻が共演していました。



タレ仕立てになっている方が、共水うなぎの江戸焼蒲焼。白い鰻は、三河一色産 兼光うなぎの地焼き塩焼きといったもの。



共水うなぎの江戸焼蒲焼は、甘さ控え目で江戸っ子が好きそうな重厚な味わいを楽しむことができます。鰻自体もほろりと柔らかく口の中が幸福感で満たされて行きます。鰻の蒲焼きを作る時に、鰻を潜らせるあのタレを、毎日何度も何度も繰り返し使う事で、いつの間にかコク深く鰻のエキスが溶け出した究極のタレに仕上がって行きます。のだやさんでは、この醤油ダレが減ったら継ぎ足し、減ったら継ぎ足しで鰻のタレを育てているそうです。タレも生き物!のだやさんの鰻に対する愛情をこのタレから感じ取ることができました。



一方の白い鰻の方は、三河一色産 兼光うなぎを関西風に地焼きしています。白焼きは今まで他のお店でも食べたことがありましたが、のだやさんの地焼きは格別の美味さです。



そもそも臭みが一切ない三河一色産 兼光うなぎ。塩焼きにする事で鰻本来の味わいを最大限に引き出しています。パリッと歯応えがある為、噛めば噛むほど鰻の旨味がジワジワっと口の中で広がり、かために炊かれたご飯との相性が抜群です。



鰻はタレ!蒲焼きに限る!鰻の蒲焼きこそ最高の食べ方だ!!と思っていた僕は、この塩焼きを食べて困惑しました。今後、鰻をどうやって食べようかと迷いが生じそうです。



しばらく食べ進めると、丼の底に何か異変を感じました。よーく見ると、なっ!なっ!!なんと!!!もう1枚鰻が入っているではないですか!!!のだやさんではこれをお宝!と呼んでいましたが、そうこの1枚がお宝の正体です。紅白の他に入っていた3枚めの鰻は、三河一色産 兼光の蒲焼きなんですが、甘口ダレなんだそうです。



一口口に入れてみると、子供もきっと好きになりそうな甘さではありますが、甘過ぎずイイ塩梅♪“特選入谷紅白丼”は3種類の味わいが楽しめる一杯だったわけです。こりゃー楽しい♪美味しい♪嬉しい♪の3三拍子!また次も絶対これをオーダーしたくなります。のだやさんの技術の結晶が味わえる渾身の丼でした。



▼デザート

丼の底にいた三河一色産 兼光の蒲焼きで使った甘口ダレを煮詰めたものをバニラアイスの上にかけたもの。カラメルソースみたいな味わいがします。バニラアイスとの相性もかなり良いです☆



まとめ

この“特選入谷紅白丼”は基本的に普段は置いておらず、祝日にしか食べられません。しかも1日4組限定とかなり狭き門かも知れませんが、食べる価値ありです☆☆☆



いやーそれにしても、のだやさんのメニューは何を食べても文句のつけようがありません。どれも美味♪困るのが、この店以外で鰻を食べた時の感動の薄いこと。。のだやさん以外でウナギが食べられなくなりそうです。



1年に1度のペースで繰り返し訪問していますが、よそのウナギを2回食べるのを諦めて、ウナギを食べるならもう、のだやさんだけでいいのでは?と思う程好きなお店です。



超オススメしたい大満足間違い無しの超優良店です☆


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