『神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様』と称される、江戸の三大祭の1つと言われている深川八幡祭り。(深川八幡祭り・神田祭・山王祭)今年2017年度は、3年に1度行われる本祭りの年になります。55基の御神輿が約8kmの街中を渡御する“神輿連合渡御”が行われます。深川八幡祭りは通称“水かけ祭り”としても有名で、御神輿に向かってバケツ・柄杓・水鉄砲・ボウル・消化栓など様々なものを使って、水をかけまくります!!その水量たるや想像を絶する程で、担ぎ手である我々までも溺れそうになる程の大迫力!今回ご縁あって、お友達からのご招待を受け、深川八幡祭りに丸一日参加させて頂きましたので、その感想をお届けしようと思います。



撮影:キャセイJPコラムニスト:ほんまちゃん
★hommaniaポータル! http://www.hommania.com/portal/


<YouTube>ダイジェストはコチラから♪



今回お邪魔させて頂いたのが江東区佐賀の佐賀町会。



まずは朝6:30頃、親と子の御神輿が2機鎮座している佐賀町会館前に集合です。



町会には、たくさんの人が集まっていて、おにぎりとお味噌汁の配膳があり、英気を養います。







準備が整ったら出発地である、門前仲町駅へ移動。



永代通りを上下線通行止めにしている為、御神輿が堂々と車道に配置されています。



佐賀町会の人達と自分たちの御神輿出発するタイミングを静かに待ちます。



今回、佐賀町の御神輿は38番目の出発との事だったので、先に出発する御神輿の様子を間近で見ることができました。御神輿の形・大きさ・煌びやかさなど様々な違いがあり、眺めているだけでも楽しくなっちゃいます。その町会の歴史・誇りなどが感じられます。



いざ!自分たち“佐賀”の出発です。気合を入れるために一本締めで士気の高揚を図ります。



▼御神輿を担ぐ上でのポイント

御神輿を担ぐには先に担いでいる方の体力が尽きるまで?御神輿に付き添うように歩き、交代のチャンスを伺います。



というのも初めて担いでみて分かったのですが、御神輿を担ぐ持ち手部分の丸太の柱が肩を強打したんです。



これは、自分の前後の人達の背の高さが一律ではないからです。



撮影:Aiko Seto

周囲の担ぎ手さんが自分より背が低いと、肩に丸太が食い込んで来ますし、背が高い担ぎ手さんの間に入ると丸太にブル下がる役立たず者になってしまうんですよね。



撮影:Aiko Seto

このような状態だと、5分も持たずにギブアップ!なんてことになります。



撮影:Aiko Seto

コツなどもあるとは思いますが、初心者はじっくり側で観察しながら、ベテランに挟まれながら、自分と背格好が同じ様な担ぎ手さんがいるところで担ぐコトをオススメしたいですね。



撮影:Aiko Seto

▼担ぎ手から見えた景色

御神輿を担ぎながら沿道を眺めていると、交差点付近に差し掛かると各町会や地元企業・個人店などから“おもてなし”を受けます。



おもてなしの内容は、御神輿に向かって水掛け!沿道から・消火栓・バケツ・たらい・ボウル・水鉄砲など様々な道具を使って町会の皆さんが容赦なく掛けて来ます。



もちろん、御神輿を担いでいる我々はもちろん、グショ濡れです^^;



また麦茶などの飲み物の差し入れがありました。身体の外からは冷水を浴び、身体の中は麦茶を飲んでクールダウン。



真夏の炎天下を歩きますが炎天下が暖かいと思ってしまう程、身体は冷えていきます。



▼観客撮影おすすめポイント

やはり、クライマックスである日本橋方面から門前仲町方面へ向かう永代通り沿いで、永代橋を渡りきったところでしょうか。



僕が観客なら、永代橋を渡り始めから御神輿を追いかけ、渡りきった佐賀一丁目の交差点付近で待つのが一番だと勝手に思っています。



永代橋を渡りきったところで待ち構えている佐賀町会の皆さん。



豪快な水掛けが、やはり見所ポイントで人気みたいで沿道は人の山でした。



見応えといい迫力といい文句なしですね♪



▼担ぎ手はグショ濡れ防止対策は万全に!

スマホ防水ケースはAmazonnで事前に購入しとくといいよ!とのアドバイスで買ったのはコレ♪



エレコム 防水ケース IP68規格 【エアバック機能で水没しない】 Lサイズ ホワイト P-02WPS2WHを今回購入したのですが防水レベルは、バケツで水掛けられても大丈夫なレベル。ちゃっぽん!というレベルではなく、ザッパー!!と掛けられても耐えられるものを用意しておきたいですね。
まとめ

各町会の皆さん、3年に1度の大イベントの為、全身全霊をかけて楽しそうに、そして真剣に御神輿を担いでおられました。



地元民のお友達の話によると小さい頃から、山車→子供御神輿→大人御神輿(←今ココ!)へと年齢を重ねるとともに、担ぐものも段々と大きくなってきたとのコト。



いかにこのお祭りが素敵なものか、熱弁をふるうお友達の姿を見て、この深川八幡祭りとともに成長してきたんだなぁと思いました。素敵です☆



朝から晩まで全力全快で佐賀町会の方々・御神輿とともに過ごしたひと時♪よく担いだなぁ~・声張ったなぁ~・楽しかったなぁ~♪と、良き夏の日の思い出になりました。



また3年後2020年東京オリンピックの年。また担ぎたいなぁと思いました☆☆



撮影:KAZUHIKO SAIKA 
http://saika.o.oo7.jp/