60年同じ作り方で同じ味!現在二代目店主が初代の味を継承しています。山梨県甲府駅南口から徒歩3分も歩かないところに、“とんかつ力”はあります。


ボクは山梨に用がある度に、この店に寄っている程の大ファンでして、今回こっそりご紹介しちゃおうと思います。



▼甲府鳥もつ煮の作り方は?

まず、この料理の肝である下ごしらえ。鳥もつの臭みを抜く為、生の時点で丁寧に塩水で洗い流し、砂肝の固い部分を一つ一つ取り除いて、した処理を行っているとのこと。



次に甲府鳥もつ煮を作るにあたり必要な調味料は、醤油と砂糖だけ。



醤油と砂糖を混ぜ煮立たせた状態をアメと呼んでおり鳥もつの旨味を閉じ込める独自の調理法で作られます。



尚ご主人曰く、この料理は煮込み料理ではないとのこと。



ボクが見た感じだと、照りを出しながら炒め煮しているように見受けられました。



▼甲府鳥もつ煮丼をオーダー♪

作り置きせず注文を受けてから、生のもつから作るから時間がかかるよ!とのアナウンスをもらい、しばし待つこと数分。お醤油が鍋の中で、ジュワー♪と香ばしく焦がす音と香りが立ち昇り、『あー作ってるなぁ♪グゥッー』と、胃袋がメイラード反応にビンビン反応します。甲府鳥もつ煮丼が着丼すると、自家製ポテサラ・赤だし・香の物も付いてきました。



自家製ポテサラはマヨネーズを作ることから始めているようで、限りなく手作りでありたい!というお店の姿勢が好きです。



甲府鳥もつ煮丼の中身は、椎茸・筍をご飯の上に敷いたら、鈍く光る照りってりの鳥のもつ(レバー・砂肝・ハツ・キンカン)が乗っており、ピーマンがあしらわれていました。



見た目からして色鶏どりで美味しいそうなのがわかります。鳥もつのいろんな部位を楽しみながら、ご飯をかっこむわけですが、甘辛具合がご飯と実に良く合います。



まとめ

元々、初代店主は山梨では有名なお蕎麦屋さん、奥藤本店の出身者です。奥藤本店にも、鳥もつ煮はあるのですが、個人的に“とんかつ 力”の方が好きです。柔らかくふっくらとしている鳥もつ煮は、病み付きになります。お店のスタッフの方も素敵な方ばかりなので、電車が来る直前まで、ついつい長居してしまいます。山梨甲府駅で降りたら是非立ち寄ってもらいたいです☆



とんかつ 力とんかつ / 甲府駅
夜総合点★★★★ 4.0