浅草散策がてら関西出身のお友達と一緒に行ったお店がココ!“海鮮もんじゃ えもん”



浅草には30店舗程“もんじゃ専門店”があって、選ぶのに迷います。



そんな中、明治4年創業で築地魚市場直営の海鮮もんじゃ屋さんがあると聞いて行って来ました。



“海鮮もんじゃ えもん”は、月島にある“海鮮もんじゃ もへじ”の姉妹店なんだそうです。お店の外観は立派なビルで2階建てまで“海鮮もんじゃ えもん”なんだそうで、お客さんが行列することもある程の人気っぷりとの事。



店内は外国人が喜びそうな内装です。



鉄板焼き特有の匂いがつかないようにと、椅子の下がラゲッジスペースになっていて嬉しい心配りですね。





調味料もしっかり完備してあって、これから焼くぞ!という気にさせられます。



メニューを見渡して見ると、アサヒ推しのドリンクラインナップ♪



もんじゃの専門店だけど、一品料理にも力を入れておられるのが分かります。



季節感も大事にしておられているようで、産地をアピール♪魚介類にコダワリを持っていることがわかります。



■■■☆海鮮もんじゃ えもんのココがイイ☆■■■

■築地魚河岸直送に心惹かれる♪

毎朝、築地魚河岸“つきぢ尾粂(おくめ)”から鮮魚介類を仕入れているようです。ダシは、燒きあご・さんま節・さば節・かつお節・昆布など8種類の魚介系と鶏ガラをお店で炊いているそうです。



■海鮮もんじゃ えもんTHE BEST■

▼ほたるいか(富山県滑川産)

お店の方にイチオシは?と訪ねたら、まずはこれがやってきました。プリッとした食感の中にホタルイカ特有の旨味であるワタが濃厚で抜群の美味さ!コレが食べられただけでもかなりポイントが高いですね。



▼つぶ貝わさび(北海道産)
冷菜二品目は、酒の肴にピッタリ♪つぶ貝わさび。ピリッとしたエッジの効いた逸品。つぶ貝のコリコリした食感が後をひきます。



▼天日干し しらす冷奴(駿河湾産)

コレがもう絶品♪この組み合わせなかったなぁと。絹ごし豆腐に、こぼれんばかりのしらす・小ねぎ・生姜が乗っていて、ゴマ油がタラリとかけてありました。しらすの程よい塩味がゴマ油と実に合いますね。この組み合わせ家でもできそう♪天日干ししらすを入手するのは困難でもこれに近い味は出せるはず!癖になる美味さですね。



▼生牡蠣バター(岩手県広田湾産)

3月の広田湾の牡蠣は大ぶりで牡蠣の味が濃厚とのこと。



確かにデカイですね♪プリップリに膨れ上がってはじけんばかりの牡蠣。食べる前から美味しいのが伝わって来ます。



焼きあがりが見事ですね。牡蠣のジューシーな旨味は言わずもがなですが、ネギの甘味と香ばしさ、牡蠣の潮の香りがぶつかって、それをバター醤油が全体をまとめ上げてくれています。絶品極まりないですね。



▼海鮮えもんスペシャル(もんじゃ)

お店イチオシの築地直送鮮魚貝類がモリモリに入った、海鮮もんじゃ えもんの自慢の“もんじゃ焼き”は迫力満点です。築地直送鮮魚貝類の内容は、あさり・たこ・いか・ほたて・しらす・蟹・海老が入っています。



海鮮系とキャベツは別に焼き始めました。



程よく焼きあがったら、土手を作る準備をします。



土手に、もんじゃの出汁を一気に流し込んだらココからが、もんじゃを美味しくするコツを伝授して頂きました♪



完成!を見てお気づきになりましたか?実は土手に出汁を流し込んだ後に、キャベツを刻むんです!このキャベツを細かくコテで刻む事でキャベツの甘さが最大限引き出せるとのこと。このキャベツの甘さが出汁と相まってコクのあるもんじゃが出来上がります。



関西人である僕がもんじゃを食べる度に気になるのが、段々と味が濃くなって最後の方が塩辛くなる点です。そんな悩み事をお店の方に伝えたら、もんじゃを美味しく食べるコツも教えて頂けました。それは、鉄板の真ん中から食べる事でした。もんじゃの食べ頃は、鉄板の真ん中が熱くなっている為、そこから食べると良いということでした。真ん中からヘラを入れて見ると、確かにもう既に良い具合に焼きあがっていました。



出汁がトロッと固まってきて良い塩梅でした。



最後の最後で、コレ食べますか?と取り分けて下さったのが、もんじゃの出汁が焦げてパリパリになった“ハガシ”。サックさくになっていて、もんじゃが駄菓子とも分類される理由が分かりました。和風スナック菓子ですね♪



▼海鮮えもんスペシャル(お好み焼き)

同じ関西出身の友人がいたので、勿論お好み焼きもチョイス♪



動物系を入れたいところですが、せっかく鮮魚に力を入れているのだから、海鮮スペシャルをオーダー。もんじゃとは違う小さめの海老・タコ・あさり・いか・ほたて・しらすなどが入っています。


山芋が数種類入っているとお好み焼きは、生地の段階からトロトロになっていました。



海鮮が至る所に散りばめられているのが分かりますね。



焼きあがったら、神戸某所から仕入れているという関西風のソースを塗ります。オーダーメメイドでソースを作ってもらっているそうです。このソース。辛いというよりは甘めでアッサリしている為、たくさん塗ってもらうのがオススメですね。



もちろん、マヨビームも細かくライン取りしてかけてくれます。



小ねぎと一味をかけたら・・・



真ん中に温泉卵をトッピング♪



崩すとこんな感じ♪ぐでたまさんのおなーりー♫



複雑に見えるお好み焼きは、もはやカオス!小宇宙がそこでは展開されていました。



海鮮のプリプリ感、山芋のふわとろ感と、ネギのシャクシャク感、玉子のとろ~り感など、お好み焼きの中に全食感が盛り込まれているようでした。絶品ですね☆



▼デザートのあんこ&あんず巻きはヤバイ!
 
鉄板焼きの定番といえば定番的存在。でもデザートまで辿りつけないのが、僕の悪いクセ。。でも、今回はデザートが入るよう、大事に胃袋をコントロールしていました。
 


あんこ巻きか、あんず巻きかどちらにしようか迷いますが、お店の方曰く実はどちらもミックスさせたのがオススメで、裏メニューとの事。



築地の川梅商店さんの“あんこ”が名物なんだそうで、あんこだけ味わってみると、さっぱりとして甘みがさほど強くないということが分かりました。



あんずは甘酸っぱくてなんかクセになりそうな酸味がいいですね。



生地をクレープ状にのばしてからのぉ〜♫



具材をバランス良く配置していきます。



キレイに巻いたら、これまたキレイにコテでカッティング♪



あんことあんずが顔を出しています。一口かぶり付くと、これが激アツ!あんこが一旦熱を持つとなかなか下がりませんが、これがイイ☆あんこの大地に根を張ったような力強い味わいが、あんずと出会う事でさわやかな味わいに変化します。酸味と甘味のバランスが良い事。見事に調和してますね。



また、バニラアイスを乗せる事で熱さを緩和できます。濃厚さをプラスするにもオーダーしておきたいですね。



抹茶アイスもあります。和風感が増してオススメです。



まとめ

関西人であるが故にお好み焼きこそ、粉もんの王者!という持論がある為今まで、もんじゃを食べたい!というリクエストに対し、あまり乗り気になれませんでした。しかしながらココならオススメ!と言い切れます☆もんじゃも、お好み焼きももちろん美味ですが、鉄板料理もデザートも間違いありません。そのオススメする理由は“築地直送”というキーワードがあるからだと思っています。浅草で困ったらまずココで決まりですね☆彡



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