梅雨もそろそろ後半でしょうか。夏に向かってこれからジメジメして蒸し暑く、エアコンと屋外の寒暖差に体調を崩しがちな季節がやってきますね。考えただけでゲンナリします(^^;;



そんな季節を前にして今日は、鰻に超〜詳しいお友達に連れられて、台東区上野駅のお隣の入谷駅から徒歩3分のところにある、“入谷鬼子母神門前のだや”という鰻屋さんに家内と一緒に、お邪魔しました。







“入谷鬼子母神門前のだや”自体は、開店して3年とのことですが、創業明治元年140年の歴史がつまった秘伝の味わいを楽しめるお店なんだそうで、ワクワクしますね♪お店の外からイイ香りがしてきました。




■“入谷鬼子母神門前のだや” THE BEST

のだやさんの鰻料理でインパクトがあったメニューをご紹介します。




▼うまき

鰻を、だし巻き玉子で巻いた逸品。



鰻と玉子の相性って抜群です。



香ばしい鰻の蒲焼きの甘辛さが、玉子がフワッと受け止め、鰻の蒲焼の美味さが際立ちます。



ビールとの相性が良く、序盤にオーダーしておいて大正解なメニューですね。




▼鰻の酢〆うら梅造り

なんで?鰻屋で飲むの?というのは、こういう料理があるからですね。



しめ鯖は今まであちこちで食べて来ましたが、鰻をお酢で〆るとどうなるのか?それは、噛めば噛むほど鰻の旨味がジワジワ口の中で広がります。



また、お酢や梅の酸味が鰻の脂っこさを洗い流してくれます。鯖もそうですが鰻も脂が乗っているから、こういう料理ができたのでしょうか。



日本酒との相性が良く、お酒がススム×2♪鰻は蒲焼きや、白焼きが1番!と思い込んでいましたが、いやいやこんな鰻の食べ方があるんだ!と思い知らされました。



鰻の酢〆うら梅造り、是非頼み忘れがないようにしたいですね。




▼うな重

今回夫婦で、共水うなぎと三河一色産うなぎを別々にオーダーしたら、お店の方のご好意でハーフ&ハーフにして提供して下さいました。


これなら食べ比べ交互にできますね。嬉しいご配慮です♪




・共水うなぎ

共水うなぎは別名、幻のうなぎと言われていて、静岡県焼津市大井川で育てられた鰻です。天然地下水の中で白身系魚餌を食べて通常、半年で出荷されるところ2年程飼育されてから出荷される、大変手間がかかっている鰻です。飼育量に限界があるため、全国30店舗くらいにしか卸していない貴重な鰻なんだそうです。



口元まで運ぶと、良い香り。一口目を口にして、ふっくらとした柔らかさ。2年も飼育されていては、小骨が気にならないか心配しましたが、まったくその心配はなく、むしろ小骨が心地良くもありました。




・三河一色産うなぎ

三河一色産うなぎは、矢作川の清流水を利用して飼育さらていて、限りなく天然に近い環境で育てられています。香ばしいのは、共水うなぎと変わりませんが、食べてみるとまるで別物でした。

 

皮が柔らかく身も脂が乗っていて、トロトロしています。口の中でとろける感じがする鰻。今まで食べた事がないような鰻でした。




まとめ

鰻の食べ方って鰻の蒲焼きだけじゃないということを教わり、お酒との相性も大変良い事に気が付きました。



また、うな重も産地が違うとだいぶ鰻に違いがあることも分かりました。鰻のいろんな魅力が味わえる“入谷鬼子母神門前のだや”通い続けてこれからもいろんな鰻の魅力について教えて欲しいなぁと思いました。