松竹株式会社から本社3Fにある試写室で、松竹のライターを含む20組40名が今回特別に招待された。


ぼくは元々、映画好きということもあって、ぴあ映画生活から試写会へ招待される事が多いのだがその際、ここの試写室へ招集される。馴染みのある試写室であったが今回、松竹さんから初めて直々にご招待を受けた。試写室に隣接している関係者入り口近くには、松竹を代表する山田洋次監督の部屋があるそうで、映画の制作段階からこの試写室に足を運び、進捗状況を確認すべく度々利用しているそうだ。松竹さんからのご招待故に聞ける裏話ありの有意義な試写会だった。

 
“天空の蜂”は、ミステリー小説ではおなじみ、東野圭吾さんの“天空の蜂”が原作。僕も経験した阪神淡路大震災の10ヶ月に世に送り出された小説だ。また監督は“ケイゾク”・“池袋ウエストゲートパーク”・“TRICK”の監督:堤幸彦さんだ。ネタバレしないように内容に触れると、過去に起きた阪神淡路大震災と東関東大震災の原発問題を絡めた、史上最悪の原発テロだ。社会性メッセージが強く、家庭環境・エネルギー問題・いじめ問題など、今我々が日常的に直面している社会問題が巧みに絡んだ作品であったと思う。


まとめ
松竹さんの試写会は今回初体験であったが、ちょっともったいないと思った。試写会後、率直な感想などをアンケート調査して今後のマーケティングに活かせば良いのにと思った。映画は後になれば後になるほど、記憶が薄れ印象や感想も風化してしまう。試写会直後だったら強烈なインパクトを受けた余韻が残っている内に良いアンケート調査ができるのではないだろうか。とはいえ、今回の映画はそう簡単に記憶から風化するような内容の薄いものではなく、試写会後考えさせられる良い映画であったと思う。