家庭用特にゲーム分野で、世界初!視線追跡機能を備えたヘッドマウントディスプレイ『FOVE』が開発され、量産体制前の試作機の体験型会見に参加させてもらった!


2014年5月に元ソニー・コンピュータエンターテインメントのゲームプロデューサー小島由香さんと、オーストラリア出身の技術者ロックラン・ウィルソン氏が共同開発した『FOVE』


 自分がその場にいるかのような仮想空間を体験できるヘッドマウントディスプレイは、他のメーカーでも出しているが、視線追跡機能を備えたヘッドマウントディスプレイは『FOVE』が初めてとのこと。VR酔いがしにくいというのもこの機種の特徴。


ゲーム業界からまず、ビジネス展開しているので、あまりクローズアップされかったが、僕は医療&福祉面での活用も視野に入れているという下りにピンときた。

 
自閉症患者の療育用アプリケーションや、身体の不自由な人の為の目を使った新しいUIを提供することも考えているそうだ。実際に、教育機関の協力を得て、目でキーボードをタイプするといった試みもすでに行われているそうだ。

まとめ
医療や福祉の分野で、視線を使って絵を描いてみたり、音楽を奏でてみたり可能性は無限大に広がって行く印象を受けた。“目”の動きだけで自分の手足の様に自由自在に操れたら、どれ程嬉しいだろう。計り知れない感動がそこにはあるだろう。是非ゲーム業界でも成功して欲しいが、医療・福祉の分野でも人々の希望になってもらいたい☆『FOVE』の製品化&量産化に今後も目が離せない!