2015年2月24日(火)より、全国で期間限定新発売されたハーゲンダッツ ミニカップ“華もちシリーズ”。“きなこ黒みつ” “みたらし胡桃”の2種類の売れ行きが好調で、全国のスーパーやコンビニで売り切れ続出というニュースがネットで流れていた。

 
そんな中、ハーゲンダッツミニカップ華もちシリーズ“きなこ黒みつ”の代替品(対抗品)として“桔梗信玄餅アイス”がクローズアップされていた。


桔梗信玄餅アイスと聞けば“桔梗屋”が頭に浮かぶ。


山梨県が誇る和菓子の名門だ。


その山梨の代表銘菓“桔梗信玄餅”・“信玄桃”は一度は口にされた方もいるはず。


今回、取り上げたいのは“桔梗信玄餅アイス”が“きなこ黒みつ” と似ているのかどうかの実証実験を食レポしてみようと思う。


“桔梗信玄餅アイス”を購入した場所は、東京駅一番街の“諸国ご当地プラザ”だ。全国のご当地グルメが入手できるので良く愛用しているお店だ。


お店の冷凍庫を開けてみると、山積みされていた桔梗信玄餅アイス。税込291円とカップアイスとしては強気の値段。ポップには、もちもちした餅が入った新感覚!とうたっていた。


商品を手に取ると、黒蜜と黄名粉の明記と伝統のこだわりの文字が目に入る。歴史を感じさせるパッケージだ。


諸国ご当地プラザには、保冷剤はあっても持ち帰り用の保冷ボックスがないので、その場で食べなければならない。もちろんカフェスペースもない。もたもたしていると溶けてしまうので、購入後急いで店外で食べた。


ミネラル豊富な黒蜜が中心に注ぎ込まれており、香ばしい黄名粉が混ぜ込まれているアイスが、この商品の特徴だ。また桔梗信玄餅も入っており、モチモチとした食感が時々味わえる。


アイスの断面図があったので引用させてもらうと、黒蜜が中心部に注がれているのがよくわかる。via 47club


無脂乳固形分:7.89%・乳脂肪分:6.60%・植物性脂肪分:0.34%・乳固形分:14.49%と、かなり濃厚で乳脂肪ギッシリと印象だ。種類別もアイスミルクとある。ちなみに、アイスクリームの種類別の名前だが、厚生労働省が決めている。アイスクリームとは乳固形分15.0%以上 (うち乳脂肪が8.0%以上) 入っているもの。アイスミルクとは乳固形分10.0%以上 (うち乳脂肪が3.0%以上)入っているもの。ラクトアイスとは乳固形分3.0%以上入っているもの。この他に氷菓があり、乳固形分がラクトアイスより低いか入っていないものを指す。


▼桔梗信玄餅アイス食べた感想
濃厚な黄名粉アイスを、食べ進めていくと信玄餅が時々出てきて、モチモチしていて印象的。飽きないように黒蜜がアクセントになっている。正直、カップアイスでここまでのクオリティーのアイスは今までに食べたことがない。食べた瞬間、黄名粉のザラッとした食感が濃厚なアイスとともに、口の中で巧みに混ざり合って一口でとりこになった。またアイスミルクの為か、濃厚ではあったが後味は思いのほか、あっさりしていた。

また、ハーゲンダッツ ミニカップ華もちシリーズの“きなこ黒みつ”の代替えになりうるかとの話だが全くの別物!餅が入っている点は似てはいるかもしれないが、桔梗信玄餅アイスは黄名粉がまぶしてあるわけではないので別物といえる。 

▼どこで売ってるの?
①店舗販売(電車内販売もあり)
・僕が今回購入したのは東京えきにある諸国ご当地プラザ。その他、山梨県内では普通に売られているようで、桔梗屋東治郎・花菓亭(一宮店・韮崎店・大月店・都留店・上野原店・富士吉田店、美術館通り店、和戸店、青沼店、イオンタウン山梨中央店)、黒蜜庵(セレオ八王子店・釈迦堂PA上り・フォレストモール富士河口湖、櫛形店、ラザウォーク甲斐双葉店、明野店、塩山店、山梨フルーツ王国店)、黒蜜庵きなこ亭甲州夢小路店、甲斐の味くらべ(甲府駅内)、ポモドーロレイクビュー、山梨文化会館、JR中央線車内販売、新宿武蔵野館、富士の国やまなし館(山梨県アンテナショップ)などでも扱っておられるとのこと。

②桔梗屋の通販サイト
・お店自体が通販サイトを展開している。この際だからどど~んと箱買いしてしまおう!

③ご当地グルメ通販サイト
・47都道府県の美味しいものをお取り寄せ出来る47club
▼住所
東京都千代田区丸の内1丁目9−1 JR東京駅
▼電話
03-3212-0020
▼営業時間
全日9:00~21:00