今回、日本唐揚協会の八木専務理事が超おすすめしてくださったのが、このお店の唐揚げ。そう、鶏肉ではなく魚なのだ。正直、鶏肉の唐揚げ・鶏肉の唐揚げと続くと、ちょっとその他の店との比較に飽きてくる。しかし、このお店の唐揚げを食べた瞬間、今まで食べたことがない衝撃な味わいが口の中で爆発した。
あまりにも人気なのか?どのお店よりも早く店じまいしていたため、お店のご主人とゆっくりお話しすることができなかった。もちろん店構えも撮影できず。一番取材したかったお店だ。
各地で水揚げされているサバ(鯖)だが、八戸前沖の緯度は、北緯40度30分。日本最北端の冷涼な漁場で漁獲される脂がのったサバで“八戸前沖さば”としてブランド化されたのをご存知だろうか?太平洋沿岸を回遊するサバは伊豆半島沖で産卵し、餌を食べながら北上する。そして最北端の海で充分な脂肪分を蓄えていくのだ。その体脂肪たるや21%以上!僕よりもあるw
▼銀鯖(ギンサバ)とは?
プランクトンが豊富なこの北緯40度30分の海域は、緯度が高い分、水温が低いという。たくさんエサを食べながら、この水温の低さはサバに脂肪を蓄積させる。サバは大型であればあるほど粗脂肪を蓄積し、500グラムを超えると体重の30%が粗脂肪となる。この大型の鯖のことを“銀鯖”と定義づけている。
まとめ