ハワイで一番人気のパンケーキ屋。ハワイアンカジュアルフードのお店“Eggs'n Things(エッグスン シングス)”。日本に上陸して徐々に店舗数を増やしているるのでご存じの方は多いと思う。


この店の特徴は休日だと2~3時間の行列は覚悟しなければならない。これってディズニーランドのアトラクションの待ち時間と変わらない。


そこまでして冬のこの時期、屋外に並びたくないと思い、あえて原宿店ではなく郊外ではあるが観光スポットである、湘南江の島店へ平日のランチ前に行ってみた。


大雪が降った日の翌日交通機関は麻痺し、観光スポットであれば土日を外せばまず空いていると思ったからだ。


ところが実際お店に行ってみると、最低30人は待っており40分待ちとのことだった。流行とは恐ろしい。平日であっても関係なく混んでいた。お店の人のお話だと、朝イチ9:00に来れば並ばずに入店できるとのこと。

 
湘南江の島店、特有の客層なのかもしれないが、子連れ女性客が多いように感じられ鎌倉の地元住民が押し寄せている印象を受けた。

 
40分とはいえ寒ざらしな中を耐え忍ぎ、ようやく入店だ。テラス席もあったが店内を希望した。


気を取り直してメニューを見ると、大人気のパンケーキはもちろん、ワッフル・オムレツ・エッグスベネディクトなど、実にバラエティー豊かなメニューの数々が我々を待っていた。


ドリンクも豊富で、“All day Breakfast
をコンセプトにしているだけのことはある。僕はスイーツを食べる時は最近レモンティーを必ず頼むことにしている。舌をリフレッシュできる唯一のドリンクだからだ。


この日はバレンタイン週間ということもあり、バレンタインオリジナルメニューがあった。


まずは1品目、“Today's Special Omelet (本日のスペシャルオムレツ)” 1,450円をオーダー。 


ここのオムレツは新鮮な卵を3つも使う自慢のオムレツだ。チーズが入っているオムレツのチーズはチェダー・モッツアレラ・ペッパージャックの中から選ぶことができ、迷ってしまう。付け合わせはライス・トースト・ポテトから1つ選ぶことができる。またパンケーキ3枚に変更も可能だが別途400円かかる。パンケーキ屋だけにホイップクリームのトッピングもあり、これも別途400円かかるとのこと。


今回は、トーストをチョイスしてみたのだが、オムレツとの相性が抜群だった。香り良いバターの香りが立ち昇るサックサクのトーストと、ふわトロなオムレツとの食感の組み合わせはまさに“相棒”的な関係にあった。サルサソースが全体的な味をまとめ上げ引き締まった味わいを作り出し、存在感を出していた。


また、中から溢れ出す具たちは玉子をまとっていた。ソーセージはスパムを使用しており、肉肉しさのなかに優しさを感じた。


動画も用意したので是非ご覧頂きたい。


しょっぱい系を頼んだので甘いもの系ということで“Special Valentine Pancakes(生チョコレートとミックスベリーのパンケーキ ストロベリー風味ホイップクリーム)
1,600円をオーダー。


今回オーダーした限定メニューは、バレンタインにちなんでイチゴやミックスベリー・チョコレートをパンケーキの上にふんだんに並べ、その上からEggs 'n Thingsおなじみのストロベリー風味のホイップクリームをこれでもか!?と、てんこ盛りだ!


更にその上からホワイトチョコレートチップとナッツを散りばめ、トドメにお手製のストロベリーソースがかかっているものだった。


とんでもないボリュームに唖然とした!直径 12cm くらいもあるパンケーキが5枚並べられ、その上には生クリームがパンケーキを下敷きにするかのごとく、高くそびえるようにトッピングされている。

 
これってトッピングなの?というくらい盛られていて、もはやパンケーキを食べているのか?生クリームを食べているのか分からなくなった(笑)




パンケーキは、ふわふわの食感で、バターの風味が口の中に広がり、そこへコクはあるがあっさりした軽い生クリームの甘さが加わる。




イチゴやミックスベリーが程よく酸味があって、パンケーキとも生クリームともに相性抜群だ。




卓上には、グァバ、ココナッツ、メープルのシロップが置いてあり、味のバリエーションも楽しめる。


僕のオススメは、グァバのソースだ。独特の風味と酸味が、食べ進めて飽きてきたところに良いアクセントになる。


まとめ
Eggs 'n Thingsは、パンケーキの粉を通信販売しており、自宅でこの味を味わうことができるとのことなので、リンクを貼っておく。ただこの迫力を体感したい方は最寄りの既存店で是非、お試し頂きたい!