時代劇中でも捕物帳ドラマが大好き@kobu0203です。2013年12月19日埼玉県北部、羽生市にあるパーキングエリア“羽生PA”に“鬼平江戸処”がオープンしたと聞いて宇都宮からの帰り道寄ってみた。
池波正太郎の人気小説“鬼平犯科帳”の世界を表現したPA。江戸時代に日光街道の要衝であり、江戸の入り口となる“栗橋関所”が設けられていた埼玉県久喜市栗橋北が羽生PAから近いことから、羽生PAを現代の関所に見立てたところから発案されたそうだ。鬼平江戸処は寄居PAに引き続き2つ目の“テーマ型パーキングエリア”となる。
江戸の町人文化が開花したという文化文政時代(1804年~1829年)頃をイメージした施設を配置。外観や内装には当時の面影を再現するためのエイジング加工が施され、壁や漆喰、雨どい等いたるところに経年劣化したような処理をして江戸時代の雰囲気をかもし出している。
▼本所深川界隈の下町の様子を再現したフードコートが目玉!
天井の空は15分ごとに昼夜が入れ替わる演出。フードコートの左手には小説の中で鬼平や同心、密偵たちが集う場所として登場した「五鉄」を再現。五鉄は1760年に開業し、現在も営業を続けている軍鶏鍋専門店「玉ひで」がモデルではないかとされている。玉ひでは創業当時「玉鐵」という屋号で、この名をベースに「五鉄」という名前を考案したのではないかという説が有力だそうだ。