摂津国一宮『坐摩神社(いかすり神社)』は大阪のビジネス街の中心部“大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺”という所にある。


通称“ざまさん”の名で親しまれ、昔から住居守護・旅行安全・安産の神として信仰されている。


ここの住所に注目してもらいたいのだが番地の部分が“久太郎町4丁目渡辺”となっている。


よく耳にする住所というのは、久太郎町4丁目1番地1号とかだと思うが、ここの住所にはちょっとしたエピソードがありかわっている。



渡辺(わたなべ)は、渡部(わたのべ)から転じた職業や渡し場に由来する。



平安時代後期には嵯峨源氏の源綱(渡辺綱)が渡辺津に住んでこの神社を掌り渡辺を名字とし、渡辺氏を立ち上げた。


渡辺綱の子孫は渡辺党と呼ばれる武士団に発展し、港に立地することから水軍として日本全国に散らばり、瀬戸内海の水軍の棟梁となる。



時代は流れ1988年の地名変更まではここを渡辺町と言っていた。区画整理などで渡辺の名のルーツが消えることに反対する運動が渡辺姓の末裔の間で起こった。(全国渡辺運動)


結局、丁目○番○号の○番の部分に渡辺の名が用いられることになった。大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1番、2番、3番、渡辺の順で街区符号が設定されている。


まとめ
日本にいる“渡辺姓”のルーツを知ることができて勉強になった。苗字に“渡辺”とつく全国の渡辺さんは是非一度参拝してみてはどうだろうか?自分の苗字のルーツを知ることでご先祖は、どんな方だったのかを知るというのもその姓に生まれてきた、その人の権利のような気がする。僕の苗字なんて明らかに大自然の中で木こりかでもしてたかのような名前なのでルーツを調べる価値のある方を羨ましく思っている。



■坐摩神社
▼住所
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3
▼電話