日本酒勉強会でお世話になっている千葉県市川市にある“本八幡の居酒屋”『まぐろのカリスマ』の二代目イケメン店長が主催される“にぎり寿司教室”に今回参加させて頂いた。


小学生以下は無料!子供の夏休みの自由研究に!というお店側からのご提案で店内は、子供連れのご家族もいた。ここの店員さんは、かつて寿司屋で職人修業した本格派ということで、みんな興味津々だった。しかも会費はたったの1,000円


ぼくは早まる気持ちが抑えられず、時間よりも20分も早く現地入り。貴重な経験とあって撮影準備も怠らず、事前準備の風景ももれなく撮影。


お店の中を改めて見渡すと良いお酒を揃えておられる。


ラインナップを見ていると店長のお酒に対する熱い思いが伝わってくる。かなりマニアックではあるが、僕が大好きな栗焼酎“ダバダ火振リ”も置いてある。

 
さて、本題のお寿司を握る準備だ。テーブルにはシャリとワサビがセットされた。

 
握った後はお盆の上にお寿司を乗せてくれとの指示。


“まぐろのカリスマ”の名に恥じぬ上質なマグロが運ばれてきた。


にぎり寿司の概要をイケメン店長から説明を受ける。


この店のイベントのすごいところは事前に手作りのレジュメが用意されていることだ。


単なるといっては失礼だが、にぎり寿司の体験なのに丁寧に準備されていることを思い知らされる。このお客さんを迎え入れるための最大限の努力・心意気に僕は惚れている。


その後、元寿司職人の店員さんが実演指導。これが目にもとまらぬ速さであっという間に一貫握って魅せてくれた。


もちろんこの後、ゆっくり説明してくださったのだが、企業秘密であろうから非公開とさせて頂く。知りたければ、是非お店に足を運んで厨房をのぞいて頂きたい。“神業”だというのが実感できるはずだ。


さて、お手本を見ながら僕も実際握ってみた。


右手でシャリを20g、手に取り寿司の台座を作る。簡単に20gと言っているが容易ではなく、イメージとしてはピンポン球くらいの大きさのシャリが適量かと僕は思う。


あまり握ってしまうと、文字通り“おにぎり”になってしまうので絶妙な力加減が必要。


イメージとしては“女性の手を、そっ!と握る感じで!”とイケメン店長が説明すると、“握ったことねぇー”と残念な笑い声が店内を飛び交った。このアットホームなやり取りが面白く、このお店の良いところだとも思った。わきあいあいでにぎり寿司体験は進行する。


ネタであるマグロのサクを手に取り、ここからがスピード勝負!人間の体温でネタが温まらないようにさっさと握っていく。


僕たちは基礎の握り方で“8手”で完成させられるようやってみた。


出来上がったのはこれだ。


上手く握れているように一見みえるが、食べてみてガッカリ。


シャリがかたい。ワサビ入れすぎ。


ネタが美味しいからまだ良かったが、ご飯がホロリと崩れネタと混ざり合う空気を含んだシャリができていなかった。


まるで、おにぎりの上に刺身を乗っけたかのようなイメージ。


無駄にワサビ辛いお寿司の完成だ。寿司職人失格です。


みんなで握った後は、各テーブルごとに渾身の一貫をチョイスし品評会に出した。また利き寿司としてワサビ多め寿司のロシアンルーレット寿司が行われた。見事優勝した方やワサビを、もろ食べてしまった方には賞品として大トロ寿司が振舞われた。


まとめ
お寿司を、まともに握るまで修行は10年と一般的には言われているそうだ。とても一日ではまともに握ることなど到底できず、寿司職人という職業がいかに難しいかを肌で感じることができた。

でも、そんな厳しい職業でありながら素人の大人や子供を相手に、お店側からこういう楽しい体験イベントを企画して頂き大変感謝している。マグロのこと、お寿司のことなど子供たちはもちろん、大人たちも忘れられない貴重なイベントになったと僕は思っている。最後に誘ってくれた@kasatti7さんに感謝!


▼店名
▼TEL
047-376-7056
予約可
▼住所
千葉県市川市南八幡4-3-17 斉藤ビル1F
▼交通手段
本八幡駅南口を出て、線路沿い右に徒歩30秒です。富士薬局さんの奥です。
本八幡駅から162m
▼営業時間
12:00〜15:00 17:00〜23:00
マグロ品薄状態の為、ランチ休止の場合有り。ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
▼定休日
なし
▼席・設備
席数
38席 (カウンター8席 テーブル12席 座敷18席)
▼個室
有(貸切可能)
▼禁煙・喫煙
全面喫煙可

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