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大洗の幹線道路沿いにお店はある。今回訪問したのは大洗海鮮市場・海鮮どんぶり亭。見た目は観光客狙いのベタなお店のような店構え。


ところが大洗海鮮市場・海鮮どんぶり亭は、大洗港から毎朝直送される取れたて新鮮な魚介類を料理しており、春はハマグリ、夏は岩カキ、秋は戻りカツオ、冬はあんこうと四季折々の海の幸を楽しめるお店で有名なんだそうだ。

一番人気のスペシャル海鮮丼は、地元大洗の海産物を中心にタコ、イカ、シラウオ、タイ、甘エビ、ボタンエビ、ウニ、イクラ、マグロ、カニ爪など約10種類がどんぶりいっぱいで堪能できる一品なんだそうだ。どんぶり物には、磯の香りいっぱいの汁椀が添えられている。

お得で人気の「本日のおすすめ」メニューは、その日にとれたの旬の魚を、煮魚、焼魚、刺身で定食にして出しており、『名物若女将』が猛烈なプッシュをしてくれるのでその指示にしたがってみた。日替わりで楽しめるとあって、今回は“マグロのステーキ定食”をオーダー。1,480円と格安だ。

茨城県大洗で“まぐろ”？とくにマグロ漁港として無名のこの地でなぜマグロ？と思う方が大半だと思うが、見事に期待を裏切ってくれたのでご安心頂きたい。
 

超・絶・旨・い・！


まぐろのステーキのレシピを特別に女将に聞いてみると、ステーキタレとして醤油：みりん：酒＝1・1・1で混ぜたものにスジが多い生まぐろを漬け込み、フライパンで焼き上げたもの。


トッピングに白髪ネギとレモンを添えてできあがり。油はバターを使う事で風味豊かなになり、ステーキタレと良く合いまぐろ特有の生臭さと硬さがなくなる。


今まで食べたことがないまさに“海のステーキ”だ。



海草の塩ごま油和えも、食欲を増す一品。


あみの佃煮も、甘辛くご飯のおかずにピッタリ。


お味噌汁も渡り蟹が半身入っている。


ご飯も炊きたてが提供されるので大盛りでオーダー。


また浜焼きも頂けます。 この日は小ぶりではあったが焼きたて“はまぐり”をオーダー。時価で500～600円。鮮烈な香りがしてまるで、海を丸ごと頂いているような感じ。お酒が飲めないのが唯一後悔するところ。