神戸に帰省するたびに中学の時の同級生、i原くんのご実家のご両親と、おばあちゃんが切り盛りされているお寿司屋さん“大天狗寿司”に顔を出している。

神戸転勤時代から、毎週ここに通っては、お酒と季節のお魚を頂いている。今回はお茶うけに、神戸の春の風物詩“イカナゴのくぎ煮”だ。

瀬戸内海に春を呼ぶ魚・イカナゴ(玉筋魚・いかなご)瀬戸内海沿岸では2月下旬頃からイカナゴ漁が始まる。イカナゴは春を呼ぶ魚として知られ、明石海峡で操業するイカナゴ漁は瀬戸内海の春の風物詩として地元に定着している。


この時期注目されるのは、イカナゴの幼魚、体長3~4cmほどのシンコ(新子・生後数ヶ月の当歳魚)で、このイカナゴのシンコを使って当地方の名産になっているくぎ煮を作る。

イカナゴの漁期は2月下旬から3月下旬までのほんの短い間しかなく、この時期に捕れたイカナゴをクギ煮(佃煮)にして保存食として重宝されている。



イカナゴのくぎ煮は、基本的に醤油、砂糖(ザラメ)、みりん、生姜を使って甘辛く味付けするが、各家庭によって味付けが異なり、鰹と昆布のだし汁、酒、山椒、水飴、ゴマなどを追加したり、さらにレモンやハッサクなどの柑橘類を入れたり、最近ではピリ辛のクギ煮と称して鷹の爪を加える事も多くなったとのこと。伝統の味も時代の流れに乗りそれぞれに進化し各家庭の味の特徴を出しているようだ。

名前の由来はイカナゴの炊きあがった姿が『折れ曲がった古くてさびた釘』に似ているところから名付けられたイカナゴのくぎ煮是非ご堪能頂きたい!


そしてここのお店のもう一つの名物。大天狗のばらちらし!


大天狗のちらし寿司には特製の甘めのツメを塗る。コレが実に実に美味。醤油がご飯に入り過ぎないような心配りが嬉しい。ここのお店ならではの工夫だ。


▼店名
大天狗寿司
▼TEL
078-861-3526
▼住所
兵庫県神戸市灘区中原通5-2-10
▼交通手段
王子公園駅から348m

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