埼玉県奥秩父が紅葉真っ盛りとの事だったので、一族定例会に出席した後、紅葉観光も兼ねて神社へ参拝してきた。

この神社は、日本武尊【やまとたけるのみこと】の東征【領地拡大のため蝦夷を討伐】の際、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登り、伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したという。

景行天皇の東国巡行の際に、天皇は社地を囲む白岩山・妙法山・雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝える。

三峰の地名と熊野の地名の類似より、三峰の開山に熊野修験が深くかかわっていることがうかがえる。熊野には「大雲取・小雲取」があり、三峰山では中心の山を雲取山と呼んでいる。

また、江戸時代には、秩父の山中に棲息する狼を、猪などから農作物を守る眷族・神使とし、「お犬さま」として崇めるようになった。狛犬が神社では多く見られる中、山犬とは珍しい。

今回は、車で山路を走って行ったが非常に行きずらかった。しかしながら観光バスがひっきりなしに来るということはそれだけ親しみのある神社なのだと痛感した。
景色も良く、秩父市を一望出来るスポットは必見だ。近い内また参拝しようと思う。

三峰神社 URL
http://www.mitsuminejinja.or.jp/